孝行犬のはなし。
皆さん。こんにちは。
タッチハウス、スタッフのまきです。
今日は雨が上がって暖かい日になりそうです。
通りがかりに紅梅がとてもきれいに
咲いていたので、思わずパチリ。
梅の花に誘われるようにして、
自転車で寄り道したのが
円明寺というお寺。
このお寺に伝わる縁起の物語、
「孝行犬のはなし」があります。
江戸時代のこと、円明寺の本堂の床下に
母犬と5匹の子犬が住んでおり、寺の番犬でした。
病気になってしまった母犬を心配し、
子犬たちは自分の食べ物も食べずに
母犬のところへ運び、
いたわり養っていた姿があったといいます。
やがて亡くなってしまった母犬の傍らを
離れないで悲しそうに呻く子犬たちの声は、
聞く人々の胸に迫りました。
子犬たちは穴を掘り母犬を埋葬して、
しばらくの間、静かに墓を守っていたそうです。
寺では、孝養をつくしていた母子6匹の為に
石碑を建てて、世の人々に教えを残したということです。
「水と緑と文化のまち三島」といわれています。
紅梅をながめながら、昔話のような伝統的な文化を
大切にしていきたいと思った次第です。
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